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ユーロ円は、欧州債務問題が再燃して年内最安値を更新し、一時104円台に突入しました。この状況下でもユーロ買いが急増しているようです。日経新聞の報道によると、8日時点でのユーロの対円での買い越し残高は9万枚を越え、昨年6月の10万枚の買い越し水準に迫る勢いです。 これは、個人がユーロ/円が反発するのではないかという思惑で買っているからです。確かに3月16日に106円つけたユーロはわずか1週間で約9%反発しました。これは介入によるものでした。今回は介入するのかどうかは、以下のエントリーをご覧ください 野田君は介入できないと思う4つの理由 基本的なことですが、ユーロ/円の値は、ドル/円と全く異なります。ドル/円は直接取引で値が決まるのですが、ユーロ/円は、ドル/円の値とユーロ/ドルの値を掛けた数字となります。つまり、ユーロ/円が安いかどうかは、ドル/円とユーロ/ドルが歴史的にみて安いかどうかを判断する必要があるということです。 ドル/円は歴史的な円高水準にあるからいいとしても、ユーロ/ドル1.36という水準です。ユーロ/ドルの最安値は2000年10月26日の0.8252です。これは通貨統合したばかりということで例外としても、2010年の最安値は6月8日につけた1.1942です。今の水準よりも遠いところにあります。 仮にユーロが1.19の場合、今のドル/円の水準である77.5だとしたら、ユーロ/円は1.19×77.5=92.25円ととんでもない水準になります。 ユーロ危機は、その場でなんとか取り繕った発表することで、市場に安心感を与えてなんとか回避してきました。 現在は、加盟国間の対立が深刻になり、取り繕った発表すらまとめることができません。 介入するかもしれないから今が買いだよという方もいるかもしれません。でも、G7でも予想どおり安住君の主張は蚊帳の外だったようで、介入はかなり遠のきました。ヤケクソじゃなくてカミカゼ介入の目はまだ残っていますが、ハードルは相当高そうです。 「円高阻止」空振り 日本は蚊帳の外 ユーロ/ドルが何で一時期1.5という水準に達したかというと、利上げを決行したことと、ドルが弱すぎたからです。現在の市場の注目はユーロ危機ですが、今月のユーロ危機劇場は、まだ始まったばかり。確信があるなら「買い」で行くべきですが、安易に安いから買いという判断だと、簡単にお金は蒸発することでしょう。 あわせて読んでほしい ユーロ買いは一定のメドがついても危険 ○さらに有益な情報は以下のサイトで ![]() |
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